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明けましておめでとうございます。

  • 執筆者の写真: Ryoji Anan
    Ryoji Anan
  • 2017年1月3日
  • 読了時間: 2分

新年明けましておめでとうございます。日本史担当の吉留と申します。

受験生にとっては追い込みの時期です。あと少しの期間、頑張って!

今日は皆が苦手とする、明治から昭和の外交政策から1問、解説します。

中央大の過去問ですが、センターにも出題されるキーワードですので、ご一読を。

問 中国権益をめぐる国際情勢について述べる次の文は正しいか。(中央12 法 改)

a 石井=ランシング協定では、満鉄の日米共同経営に前向きに取り組む合意がなされた。

[解説]

aはㇿ(つまり間違い)。1917年の石井ランシング協定で覚えておくことは

①アメリカが、日本の中国における特殊権益を認めること。代わりに日本は、中国の門戸開放、領土保全をアメリカに約束する協定であること。(センター以上必須

②第一次大戦後の9か国条約で破棄されること。(センター以上必須

③桂=タフト協定と間違える人が多いこと。(桂=タフトは、日本の韓国支配、アメリカのフィリピン支配をお互いに認めるもの。)

日露戦争時期まではアメリカの対露政策の影響で日米間は良好だったが、日本の中国(満州や内蒙古など)進出を機会に関係が悪化した時期にとり行われた協定であること。(マーチ以上

④石井は覚えていても、石井菊次郎までは覚えていない人が多い!意外と記述で出されれるね。(マーチ以上

この時期にこのページを見てくれた人は、きっと受験で何かに困っているはず。受験のこと、日本史のこと、何でも質問があったら、メールをください。いつでも答えます。


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